アンジェリクとセルジュを演じて頂きありがとうございました。キャラクターたちの印象はいかがですか?
明坂さん:原作小説、コミカライズを拝見させて頂きました。読んでいてすごく気持ちが良くて、二人とも『どんな状況にも挫けず、希望を見出す明るさ』という性格だったので、すっきりと晴れ晴れしたような気持ちになりました。
小林さん:セルジュは一見頼りなさそうに見えて、ドラゴンにしか興味がない、イケメンだけど中身が残念…みたいなキャラクターではあるんですけど、実は残念な人ではないんです。領民への想いもあって優しいし、アンジェへの気遣いもちゃんと出来る性格で…外見だけじゃなくて中身も普通にモテるんだろうな、と感じました。なので、演じる際にもへっぽこ過ぎず、優しいけどどこか抜けている、といったバランスで、彼の可愛らしい一面を見せられたら、と思いながら演じさせて頂きました。
インタビュア:セルジュのモテエピソードって原作の方にありましたよね?
編集O:ありますね。悪役の令嬢(※追々出てくるキャラクター)とアンジェが対峙するシーンでセルジュが登場するんですが、その女の子が一瞬で惚れてしまうという…。
明坂さん・小林さん:ああ~(笑)
明坂さん:「えっ?カッコいいじゃん!?」ってなりましたよね、それまでに彼はなよっとした印象が強かったから…!
インタビュア:本人にイケメンっていう自覚はないんでしょうか?
編集O:ないですね…あんまりモテに関心が無いというか。
小林さん:ナチュラル人たらしってことですね。
Q.明坂さんへ質問:アンジェリクは領地を改革していく中で「美味しいお肉を食べる(=土地が豊かになる)」ことも原動力の一つとしています。「これを食べると頑張れる!」ような、モチベーションの上がる食べ物は何ですか?(食べ物でしたらお菓子、外食メニュー、自分や誰かの作ったご飯など何でもOKです)
明坂さん:私もアンジェリクと同じでお肉が大好きなんです。特に生肉が…
小林さん・編集O・インタビュア:生肉!?(笑)
明坂さん:大好きなんですよ~!気合を入れたい時とか、疲れた時とか焼肉行ったりしてますよ。
インタビュア:よっしゃ食うぞ!みたいな…。
明坂さん:そうなんです。昔は駄菓子が好きだったんですけど歯医者さんに怒られちゃって…(笑)。そこから甘いものよりお肉を食べるようになってしまいました。とにかく刺しが一番好きです!
インタビュア:イベントがあるとすると、その前と後、どちらに食べたいですか?
明坂さん:うーん。例えば地方でイベントがあると、前日に現地入りするとしてホテルに泊まるので、皆で美味しいお肉食べに行こうよ~!ってなりますね。都道府県によってブランド牛があるじゃないですか。色々調べていると新しい発見があるのもいいんですよ。
Q.小林さんへ質問:セルジュというキャラクターは自分の城でドラゴンを飼っているのですが、領主の仕事も忘れて世話をしたり遊んだりして愛情を注ぎすぎる「ドラゴンオタク」っぷりを妻のアンジェリクに怒られています。 何かを好きすぎて夢中になってしまい、家族や周りの人に怒られたエピソードはありますか?
小林さん:僕はカレーが好きなんですが。
インタビュア:カレー!? は、はい。
小林さん:高校や大学時代、特に好きだった時期があって。卒業旅行が沖縄だったんですけど、普通はソーキそばとかチャンプルとか、郷土料理を食べに行くじゃないですか。
インタビュア:まさか…。
小林さん:カレーを食べに行きました。
明坂さん:ええ~!? そんなことある!?(笑)
小林さん:しかも班の皆を連れて。
編集O:沖縄まで来て…。
小林さん:自由行動が出来るのが、その日のお昼しか無くて。その時間を使って僕が「カレー食べに行こうよ」って提案しました。とある有名な美味しいカレー屋さんがあるんですが、そこに行きました。インドの方が経営されてるっていう…。
明坂さん:インド行った方がいいよ!? ていうか東京でも食べられそうだよ!?(笑)
小林さん:チェーン店とかではなく、お店がそこにしかないらしいんですよ(笑)。で、まあ無事行けたんですけど、周りから反感はありましたね。怒られエピソードというとこんな感じです。
インタビュア:なんで沖縄に来てカレーやねん!ってツッコミが…。
小林さん:ええ…。でも沖縄料理は他の日にたくさん食べたんで、いいだろう!と思って。
インタビュア:お肉がラフテー、とかではなくてマジで普通のカレーですか?
小林さん:普通のですよ。しかもナンを食べました。
編集O:沖縄でナン…。
小林さん:今日しか食べられないものって… 食べたいですよね。
インタビュア:そこまでカレーがお好きだとは…!
小林さん:実家が毎週日曜がカレーの日だったんです。家族もカレーが好きで。
明坂さん・編集O・インタビュア:へえ~!すごい!
小林さん:いい思い出です。カレーは美味しいです。
Q.お二人へ質問:アンジェリクとセルジュ。二人はお互いを理解し想い合い、夫婦としての夫婦関係だけでなく、共に領地を守り発展させていく良きパートナーとなります。 お二人にはそれぞれ理想のパートナー像はありますか?
明坂さん:私はアンジェのように【全てを管理して欲しい】です!
インタビュア:なるほど。アンジェのようなパートナーが理想なんですね。
明坂さん:ぼやぼやしてるんです、私。昨日も歯医者さんに行ったんですが、お財布と保険証と…クレジットカードも忘れちゃって。
インタビュア:家を出る前に「財布持った?スマホある?」って感じで聞いてくれるような。
明坂さん:そうです!片付けも苦手で…掃除と洗濯は私がするので、片付けと管理だけやってほしい!分担してくれると嬉しいなって。
インタビュア:得意を褒めてほしい!って感じですね。
明坂さん:ですね。あとは【仕事にノータッチ】でいてほしいです(笑)。
小林さん:おうちのことはおおよそ任せて!と言うような方ですか?
明坂さん:うん、確かにそれは理想のパートナーかもしれない…!
小林さん:僕も、なかなか多くの方には理解されにくいお仕事なので…。夜中にセリフの練習で叫んだりしますし。
インタビュア:「おだまり!」みたいなやつですね(注:CM本編内アンジェリクのセリフ)
明坂さん・小林さん:(笑)
明坂さん:まさに今回のような夫婦喧嘩かと思っちゃうかも!
小林さん:もちろん配慮はするんですけども【睡眠がぐっすり深い方】だといいなと思います。気にせず眠ってくれてれば嬉しいです。
明坂さん:よく寝る方ってことですね。睡眠は大事だ。
小林さん:あとはそうですね…、僕はゲームとか読書が好きで結構インドアでして。なので一人の時間も大切にさせてくれるような【趣味に理解がある方】がいいですね。「休日だから出かけよう!」とか「どっか行こう!」とかではなく…。
明坂さん・インタビュア:そ、そうなんですね~! (笑)
明坂さん:私は逆に「休日だから遊びに行こう!」ってタイプです。誰も捕まらなかったら一人で旅行しちゃうレベル!
小林さん:僕たち真逆じゃないですか…。でも相手が真逆でも全然気にならないかも。長期休暇だったらもちろん出かけたくなる日もありますけどね。1日くらいの休みだったら、まったり過ごしたいです。
インタビュア:相手が自分と違う休みの過ごし方をしていても大丈夫ですか?
明坂さん:うーん、特に気にしないですね。お互い好きに過ごしたい二人だったら。
小林さん:僕も全然大丈夫です。
インタビュア:一緒にカレー作れたらいいですよね~。
小林さん:お、それは確かに楽しそうです(笑)。
Q.では最後に、ファンと読者の皆様にメッセージをお願いいたします!
※一部原作ネタバレ回避のため伏字でお送りいたします。
明坂さん:WEBで連載されていた頃からご覧になられていた読者の方でしたら、やっと紙媒体になって嬉しいことと思います。コミカライズの方でも凄く美麗なイラストで、さらに映像として「こんな感じだったのかな」と想像しやすくなっていて、私自身もとても楽しませて頂きました。原作ファンの方も、これからコミカライズを楽しみにされている方も、きっとわくわくされてるんじゃないかなと思います。ぜひPVもご覧頂いて、さらに想像力を膨らませて頂けたら幸いです!
小林さん:二人の初々しい出会いからすぐ、翌日2日目でお互いの理解が深まっていくのは、実はこの二人がすごくお似合いだったからなんだなと思いました。不遇だった彼女が頼りない婚約者に出会って結婚して、これは大変だろうな…と思っていたんですが。セルジュにとっての幸せも嬉しいんですけど、読み進めていくと二人がだんだん幸せになっていくのが喜ばしく、最初に明坂さんが仰っていたように『すっきり』しました。「良かったね、アンジェ」って。ぜひこのPVをきっかけに作品を知った方は原作やコミックをご覧頂きたいですし、すでにファンですという方にも精一杯演じさせて頂いたPVをたくさん再生して頂けたら嬉しいです。さらなる次回作も楽しみにお待ち頂ければ…でいいですか?
インタビュア:はい!目指せメディア化!です。
明坂さん:あっ、そうだ。続刊はあるのかな!?と思っていたんです。第1巻の最後で〇〇〇な展開になるじゃないですか。その続きが気になっていて…。
インタビュア:続きが…?(チラッ)
編集O:2巻、出ます!
明坂さん:わーっ!やったー!!すごく気になっていたんです。◎◎のその後とか不安が残っていて…!
小林さん:嬉しいですね!あ、でもここで発表していいんでしょうか?
編集O:大丈夫です。WEB連載は完結しているのですが、書籍化にあたり書き下ろしになります。
小林さん:次回作をお楽しみに、というのが本当に現実になりました、よかった。
インタビュア:1巻発売という節目で、お二人に素敵なアンジェとセルジュを演じて頂いて本当に嬉しいです。本日はありがとうございました!
明坂さん・小林さん:ありがとうございました!!
(終)
インタビュア:アース・スター エンターテイメント 広報