後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿  特集ページ

後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿
後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿

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あらすじ


死者の声に耳を傾け、後宮の闇を暴け――。
歪な絆で結ばれた二人による検視ミステリー、ここに誕生!

「屍は語るよ」
先帝の死後、斎の後宮では物騒な殺人事件が頻発していた。
事件の真相を探るべく、後宮丞の絳(コウ)は屍をよみがえらせるという妖妃を訪ねる。

妖妃の名は綏(スイ)紫蓮(シレン)。先帝の娘であり、後宮の死化粧師である。
彼女の本領は崩れた屍を復元し、最も美しい姿で葬ることだ。

絳は紫蓮に被害者の屍の検視を依頼する。すると事件の裏には絶えず、「男尊女卑」「身分差別」「家庭内暴力」といった不条理な悲劇が存在していた。
そして事件を解決していく過程で紫蓮と絳は、宮廷最大の謎である先帝の死の闇に辿り着くのであった――。
口絵

登場人物紹介

  • 綏紫蓮(スイ シレン)

    綏紫蓮(スイ シレン)

    屍をよみがえらせる死化粧師。屍を愛しており、妖妃と噂され恐れられている。

  • 姜絳(キ コウ)

    姜絳(キ コウ)

    後宮の事件を管轄し、調査する後宮丞という役職の男。紫蓮に愛執する。

  • 靑靑(ショウ ショウ)

    靑靑(ショウ ショウ)

    絳付きの宦官。怖がりであまり役には立たないが、絳を敬愛している。

  • 刹琅邪(セツ ロウヤ)

    刹琅邪(セツ ロウヤ)

    紫蓮の顔なじみで絳の幼馴染の獄吏。荒々しい言動だが、紫蓮を思いやる素振りも見せる。

  • 胡琉璃(コ ルリ)

    胡琉璃(コ ルリ)

    紫蓮の旧友で靑靑の姉。親からの呪縛で微笑むことしかできない。

  • 珀如珂(ハク ジョカ)

    珀如珂(ハク ジョカ)

    妖艶な雰囲気を漂わす皇太妃。高慢だが皇帝である息子に惜しみなく愛情を注ぐ母親。

  • 斎靖紫(サイ セイシ)

    斎靖紫(サイ セイシ)

    斎の頂点に君臨する齢八の皇帝。幼いが皇帝として気品ある振る舞いをする。通称 幼帝。

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【初回版限定封入 購入者特典】
「獄吏、妖妃と逢う」
これは、獄吏である刹琅邪が、牢獄で初めて紫蓮に出会った時の話。紫蓮はこれから処罰されるというのに能天気な様子で……?
【電子書店共通特典】
「靑靑、奇人官吏に救われる」
お仕えの宦官からの仕打ちに耐えられなくなった靑靑。ある日の晩、逃げ出した先で絳と出会い……?
【アース・スター応援店様】
「愛しいあなたに贈りもの」
ある日、絳は都で紫の睡蓮の耳飾りを目にする。きっと紫蓮に似合うだろうとプレゼントするのだが……?
口絵

この作品の見どころ

ルナコメント
ルナコメント

このシリーズの刊行タイトル

後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿
後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿
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著:夢見里龍 イラスト: 夢子
発売:2024年9月2日(月)

定価:1,430円(税込)
死者の声に耳を傾け、後宮の闇を暴け――。
歪な絆で結ばれた二人による検視ミステリー、ここに誕生!

「屍は語るよ」
先帝の死後、斎の後宮では物騒な殺人事件が頻発していた。
事件の真相を探るべく、後宮丞の絳(コウ)は屍をよみがえらせるという妖妃を訪ねる。

妖妃の名は綏(スイ)紫蓮(シレン)。先帝の娘であり、後宮の死化粧師である。
彼女の本領は崩れた屍を復元し、最も美しい姿で葬ることだ。

絳は紫蓮に被害者の屍の検視を依頼する。すると事件の裏には絶えず、「男尊女卑」「身分差別」「家庭内暴力」といった不条理な悲劇が存在していた。
そして事件を解決していく過程で紫蓮と絳は、宮廷最大の謎である先帝の死の闇に辿り着くのであった――。
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